過去から学ぶことや辛い経験が今後の糧に。温故知新の精神とは?
よく「過去をひきずってはいけない」とか、
「過去を振り返るな」とか聞くことがありますね。
辛い経験でも楽しい経験でも「過去は過去」というのもよく聞きます。
「過去」というワードがあまり良いイメージを与えないものになっています。
ですが、誰でも「過去」があって、
「過去」から学んで今を生きています。
戻りたい、消したい、やり直したいと思う気持ちは必然でもあります。
「過去」については、名言やことわざも多かったりしますね。
今回は「過去」について「温故知新」を含めてまといます。
過去から学ぶこととは
あなたはどんな過去を持っていますか?
幼いときの思い出や青春時代の思い出もあるでしょう。
少しだけ「過去」を思い返してみてください。
「過去」というワードに、
寂しさや切なさを感じるのは気のせいでしょうか?
「過去」は戻ることはできない、
やり直すことができないものではあります。
年齢を重ねるほどに、「過去」というものは積み重なっていきます。
「過去」というワードにはたくさん名言やことわざがありますね。
「過去は過去でしかない。」「過去の産物である。」
「過去」について、
否定的な名言やことわざが多いのは気のせいでしょうか?
筆者は「温故知新」を過去については引用しています。
今までの辛い経験でも楽しい経験でも、
すべてが「過去」として過ぎ去っていきます。
過去とは、その人の人生の記憶であり通過点です。
誰であっても「過去」がなければ、今の自分は存在していません。
「過去」は人生を歩んできた証でもあります。
その人の人生を刻んで記憶してきたものが「過去」となります。
人生の良い経験も悪い経験も「過去」として記憶されていきます。
過去は「かけがえないもの」です。
もう一度「過去」からやり直したり、
「過去」を消すことはできませんね。
「過去」というものは、人生の通過点として過ぎ去ったものですが、
自分の人生を見つめ直す、とても大切なものでもあります。
過去から学ぶこととは、
生きていくうえで絶対に必要なことです。
当時の経験や思いが強い「過去」ほど強く記憶されていきます。
「過去」の経験から、今後の人生について学ぶことはたくさんあります。
それが仕事なのか、恋愛なのか、人間関係なのか、人生なのか。
失敗なのか挫折なのか、成功なのか思い出なのか。
「過去」から学ぶことは他にもたくさんあるでしょう。
「過去」については、名言やことわざから学べるものもあるし、
経験や思いから学んでいくことがたくさんありますね。
ただ、誰も「過去」を否定することはできません。
過去の辛い経験が今後の糧になる
「過去」というワードには、
「寂しさ」や「切なさ」を感じることがあります。
戻ったりやり直すことのできない「時間」であるからです。
誰でも戻りたい「過去」やり直したい「過去」、
なかには消したい「過去」が少なからずあるでしょう。
辛い経験や思い出が強いほどそんな風に思ってしまいますね。
それは、その「過去」の記憶に、
人生の節目や分岐点を感じているからです。
「過去」を通して経験や記憶から学んでいるためです。
過去の辛い経験ほど今後の糧になっていきます。
辛かった経験や辛い思い出の強い過去ほど、
今後の人生の糧となっていきます。
「あんな辛い経験はしたくない」、「あんな思い出はいらない」などと、
強く記憶に刻み込んでいるからです。
その強い思いが今の自分や未来の自分を形成していきます。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」なんて、名言もありますね。
「若いうちに苦労しておけば、後の苦労が苦にならない」というものです。
実際に40代を迎えているし、
その名言を実感することはたくさんあります。
ただ今は、
その名言を筆者は「ハングリー精神」という意味で理解しています。
「今は辛いけど、いつか必ず・・・。」という感じで受け止めていますね。
どう受け止めるかで、まただいぶ変わってきますよね。
辛い過去から楽しい未来を目指そうと学んでいるからです。
筆者にもやり直したい、消したい「過去」があります。
やり直せない、消せないということには意味もありますね。
それは今後の糧になっていく、ということです。
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「温故知新」の精神とは?
「温故知新」という四字熟語を知っていますか?
アラフォー世代の方なら、
なんとなく理解してもらえるかと思います。
筆者は「過去」について、
「温故知新」を名言やことわざとして引用しています。
孔子が「論語」という文節に「温故知新」という言葉を作りました。
「過去の歴史から学んで新しい知恵を生み出す」という意味が含まれています。
「先人の知恵から学んでみよう」というものです。
温故知新とは、
「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」とよみ、
過去の物事から学ぶことによって、
新しい知恵や物事を生み出していくことです。
それは人の人生の過去についても同じであると、
筆者は常に感じています。
過去の経験や失敗、悔しい思いは、
今後に新しい知恵や方法を生み出します。
過去の楽しい経験や楽しい思い出からも、
飛躍していく知恵や方法を生み出せますが、
過去の辛い悲しい経験のほうが、
はるかに強い知恵や方法が生み出されていきます。
危機感や喪失感、絶望感を過去に味わった人ほど、
今後の人生の糧となるということです。
「過去」の失敗や挫折から学ぶことはとても多いですね。
それは「生きよう」とする、人の本能でもあります。
筆者の学生時代に、
運動会のスローガンで「温故知新」が使われていました。
当時はなぜ「温故知新」が選ばれたのか、
理解していませんでしたね。
中学生で「温故知新」を選択するなんてなかなかですよね?
修学旅行ならともかく、しかも運動会のスローガンです。
そこではじめて「温故知新」という言葉を知ることになります。
それから40代になった今でも、「温故知新」を意識して生きています。
くじけそうなときほど、
「温故知新」の精神を強く意識して生活しています。
過去に囚われてはいけない
「過去の栄光」という言葉があります。
過去が素晴らしい人ほど現在にもひきずってしまう人がいます。
過去にどれだけ素晴らしい実績や成功があっても、
大事なのは「今」です。
「過去の栄光」にすがりずきるのは、良い風潮ではありませんよね。
辛い過去をひきずり過ぎてもいけませんね。
どれだけ辛い過去や悲しい過去であっても、
「今を生きる」ことが全てです。
消したい過去に負けない人生を今から作っていけば良いだけです。
「過去」を懐かしんだり、
感傷に浸ることは良いことだし大切なことです。
振り返ったり、思い返すことはとても大事なことです。
ただ、過去に囚われてはいけません。
「過去をひきずってはいけない。」ですし、
「過去の奴隷」になってはいけません。
あくまで「過去」は「過去」です。大事なのは「今」です。
辛い過去や悲しい過去は誰でもあります。
その人それぞれで、
「過去」について名言やことわざを生み出せるでしょう。
そういう自分も認めて、「今」を充実させてあげてください。
過去は自分を許す時間でもあります。
消したい過去の自分を許してあげてください。
過去の自分を受け入れて、今後の人生や未来に生かしていくことが全てです。
たまに「過去」を振り返ってみて、自分を見つめ直すことも大切ですね。
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3.11東日本大震災から7年が経ちます。風化させてはいけない
少しでも参考になれたら嬉しく思います。
今回はこの辺で。ここまで読みくださり、本当にありがとうございます。
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