フロントガラスが飛び石でヒビが入った。修理代と対策の体験。
高速道路を車で走っていたら、
飛び石でフロントガラスにヒビが入ったことがあります。
フロントガラスになにか当たった音には気がつきましたが、
まさかヒビまで入っているとは・・・。
気がつかずに乗っていたら、ヒビがだんだん広がってきました。
今回は実際にフロントガラスが飛び石でヒビが入ったこと、
修理代や対策について体験記でまとめています。
飛び石とは
「飛び石」を知っていますか?
車で道路を走っていると「飛び石」によって、
車体やフロントガラスを傷つけてしまうことがあります。
特に高速道路では、「飛び石」による被害が少なくありません。
飛び石とは、
道路上に落ちている小石などが跳ね上がって、
車体やフロントガラスを傷つけてしまうものです。
道路上には、細かい石や砂利、
アスファルトの欠片などが落ちています。
それが車が走ることによって跳ね上がってくることがあります。
また、廃棄物を積んだトラックから、
土砂や砂利が飛んでくることもあります。
実際にどこから「飛び石」が飛んでくるのか、
特定しづらいものでもあります。
一般道路でも「飛び石」による被害はありますが、
特に高速道路での被害が圧倒的に多いですね。
車が高速で走っているほど、衝撃が大きいからです。
「飛び石」が車に当たったとき、それなりのぶつかった音はしますが、
雨や夜などは気がつかないことが多いです。
あとから被害に気がつくことも少なくありません。
飛び石でフロントガラスにヒビが入った
筆者が実際に高速道路で「飛び石」によって、
フロントガラスにヒビが入った経緯を説明します。
連休を利用して、高速道路を走って母の実家に帰省していました。
天気は雨が降ったり、やんだりしていましたね。
前方にはトラックが何台か走っていたのは覚えています。
長いトンネルを抜けてしばらくく走り続けていると、
「コン!」という音が聞こえました。
なにか飛んできて、ぶつかったのはわかりました。
「虫でもぶつかったかな?」くらいの認識でしたね。
車を運転する人ならわかると思いますが、
一般道でも高速道路でも虫がぶつかってくることはよくあることです。
実際にフロントガラスの右端のほうに、
虫がつぶれたあとのようなものが残っていました。
「あとでサービスエリアで拭きとろう。」なんて思っていました。
そのときは虫がぶつかったものだと思い込んでいたんですよね。
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フロントガラスのヒビに気がつく
ぼちぼち、帰省先まであと少しの距離になっていました。
サービスエリアに着いて、
休憩しながらさっきの汚れを拭き取ろうとしました。
ウエスを取り出して、フロントガラス全面を拭いていきました。
「あれ?汚れがとれないなぁ。」
虫のつぶれたあとだと思っていたところをいくら拭いてもとれません。
ウエスを濡らしたり、強めに拭きあげてもとれないんですよね。
汚れじゃないのか・・・?
「これ、ヒビ入ってんな・・・。」
汚れじゃないんです、ヒビでした。
そこでようやく、
フロントガラスにヒビが入ったことに気がつきましたね。
さっきの「コン!」という音は、虫じゃなくて「飛び石」だったのか。
今まで似たような「コン!」という音は、何度か経験はしていました。
今回は「飛び石」ということもあり、当たり所も悪かったようです。
そのまま走行しているとヒビが広がってきた
帰省中ということもあり、すぐに修理に出せませんでした。
連休中でもあり、板金屋さんや整備工場も帰省先では休みになっています。
特に運転には支障がないので、帰省後も高速を運転して自宅に帰りました。
フロントガラスのヒビは、
だんだん大きくなっていきます。
車の振動でヒビが広がっていくんですよね。
特に高速道路での振動では。
最初は十円玉くらいのヒビが、線上に広がっていました。
自宅に帰ったころには、親指程度に広がっていましたね。
「こんなに広がるものなのか・・・。」なんて、
はじめての経験なのでヒヤヒヤしましたね。
どういう修理があるのか、保険は利くのか、
調べることになります。
フロントガラスの修理代はいくら?
いろいろと調べていくと、
フロントガラスにヒビが入っていると、
車検も通らないこともわかりました。
放置することできない、ということです。
修理に出すと、
フロントガラスを全部交換になるのでかなり高額になります。
見積もりを出してもらいましたが、10万円を超えていました。
筆者は当時中型車に乗っていたので、
そのくらいの見積もりになりました。
車体やフロントガラスの大きい車ほど高くなります。
筆者は運良く車両保険に入っていました。
保険会社に連絡して相談してみました。
保険会社の契約内容によって、車両保険も差がありますね。
費用や適用にについて詳しく説明を受けました。
「免責」を利用することをすすめられます。
車両保険を使ってしまうと、契約金が高くなってしまいます。
「免責」を利用すれば影響しないということです。
ただ、自腹でいくらか費用を払う必要があります。
3万円を払うことで「免責」が利用可能でした。
修理するより、車両保険を使うよりは安く済みます。
保険会社が板金屋も手配してくれました。
なお、「免責」は2回まで使えることもわかりました。
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フロントガラスの修理の体験記
保険会社が手配してくれた板金屋さんに、
無事に修理してもらった体験記をまとめていきます。
フロントガラスには、
カーナビの配線やアンテナも貼りつけてありますよね?
その配線やアンテナもちゃんと用意してくれていて、
本当に助かりましたね。
ただ、
フロントガラスの手配やカーナビの手配で2週間は待ちましたね。
フロントガラスって糊付けで接着させるんですよ。
知ってましたか?
強力な「糊」で貼り合わせるだけなんです。
ボルトとかで止めるイメージでしたが、全然違いました。
ただ、接着後に乾燥させる必要があります。
一日以上乾燥させる必要があるんですね。
当時、
駐車場に板金屋さんが来てくれてその場で交換してくれました。
雨の日だと交換できない、とは言われていました。
手際よくバッチリとフロントガラスの交換作業は終わりました。
飛び石の対策とまとめ
筆者もそうでしたが、
飛び石による車体の被害はあとから気がつくことが多いです。
特に運転中ということもあり、すぐに停車できない状況でもありますね。
高速道路だとなおさらです。
多くの人はあとから気がついてしまうことがほとんどです。
特に雨天時や夜間は、
さらに気がつくことが難しいです。
雨や夜間時などはさらにわかりにくいものです。
知らず知らずのうちにキズが付いていた、なんてよくあることです。
車間距離は十分に空けておくことが対策です。
「飛び石」による被害を避けるには、まず車間距離です。
スピードが出ているときほど十分な車間距離を空けることが大切です。
積載の多いトラックの後ろは走らないことです。
廃棄物や土砂を積んだトラックの真後ろを走らないことですね。
トラックからの落下物や飛び石の被害は少なくありません。
できるだけトラックの真後ろを避けて運転しています。
ドライブレコーダーを付けるのも対策です。
どういう状況で被害を受けたか、
特定しやすいのがドライブレコーダーです。
完全な対策にはなりませんが、状況を確認するときに重宝します。
最近は車を運転する人には、ドライブレコーダーの需要が高まっています。
筆者おすすめのドライブレコーダーです
APEMAN ドライブレコーダー 小型ドラレコ SONY センサー レンズ 1080P Full HD 1200万画素 超高画質 車載カメラ 防犯カメラ WDR 駐車監視 衝撃録画 高速起動
飛び石についての完全な対策は難しい。
舗装されていない道路を避けたり、
「これだ!」という対策は難しいです。
リスクを下げていく、予防対策をやっていくことが大事ですね。
車の事故と同じように防衛運転を心がけることがとても大切です。
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