融雪剤の効果的な使い方とは。すぐ溶けるわけではありません。

    

大雪が降ってしまうと、なかなか雪が溶けずに困ってしまいますね。

家の近くの道路や家の庭などアイスバーン化してしまい、

滑ってしまったりして、危険なときがありとても厄介ですよね。

 

一度凍りついてしまうと、どかすこともできないし、

ひたすら溶けるのを待つしかありません。

ツルツル滑ってしまうしとても危険ですよね。

 

そんなとき「融雪剤」を使ってできるだけ早く雪を溶かしておきたいものです。

ただ、「融雪剤」は正しい使い方をしないと効果的に溶かすことができません。

また、撒いてからすぐに効果がでるものでもありません。

効果的な使い方や注意点もあります

 

今回は「融雪剤」の効果的な使い方についてまとめていきます。

 

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融雪剤とは

 

「融雪剤」とは一体どんなものなんでしょうか?

 

よく道路で融雪剤を撒いている光景を目にすることがありますよね。

粉のようなツブツブのものを撒いていますよね。

 

融雪剤とは、

雪や凍ってしまったものなどに溶かす効果を促す薬品です

 

主に、融雪・融氷効果や凍結防止効果、粉塵効果などあるものがあります

 

発熱効果や液体の凝固点を下げる効果があり、

雪や氷を固まりにくくしてくれます

 

雪が降る前や凍結してしまったときに融雪剤を撒いておくことで、

積雪による凍結を防止できます。

 

積雪そのものを溶かしてくれる効果があるので、

特に雪の多い地域では欠かせないものになっています。

 

凍結のひどい道路では、

警察や道路関係者などが融雪剤を利用していて、

積雪や凍結による事故を防止するのに利用されています

 

融雪剤の種類

 

種類としては、3つの薬品がよく融雪剤として利用されています。

 

  1. 塩化カルシウム
  2. 塩化ナトリウム
  3. 塩化マグネシウム

 

塩化系の融雪剤がよく一般的に売られていて、利用されています。

筆者は塩化カルシウムをよく利用しています。

 

次項で詳しく、融雪剤の効果や注意点についてもまとめていきます。

 

塩化カルシウム

 

塩化カルシウムは、

凍結防止剤としてよく利用されていて融雪の効果も高く、

防塵効果もある融雪剤です

 

ホームセンターなどでよく売られていますね。

実際に雪が降る季節になるとよく見かけたりします。

 

凝固点が-50℃まで下がるので、

積雪の多い地域や厳寒の地域によく利用されています

 

発熱効果があり、

わりと短い時間で雪を溶かすことができるので、

すでに積もってしまった雪や凍結してしまった場合に特に効果があります

 

また、水に溶けやすく発熱効果が高いので、

散布するときは素手や濡れたままの状態で使用しないで下さい。

しっかりとゴム手袋などで、

皮膚の部分を保護をして皮膚に付着しないよう注意が必要です

 

皮膚に付着してしまうと皮膚炎になる可能性があります

 

塩化ナトリウムや塩化マグネシウム

塩化ナトリウム

凝固点は-20~30℃まで下げることができて、

塩化カルシウムよりも持続効果が高く

同じ量でも融雪の効果に差があります。

 

雪が積もる前や除雪作業後に効果があり、よく利用されています

 

塩化ナトリウムは、食用のものだと「食塩」として知られています。

 

昔はよく祖母や祖父が雪が多い日に、

家のまわりに「」を撒いていたりしていました。

 

現在は「塩害」の影響が確認されているので、

「食塩」を融雪剤として利用しないで下さいね。

 

塩化マグネシウム

人体のへの影響が少ない融雪剤として知られています

 

融雪剤の効果としては、

塩化カルシウムほどの即効性はないものの、

再凍結しにくいという持続効果が特徴です

 

食用のマグネシウムは、

豆腐を作るときに「にがり」として利用されています。

 

ご自宅周辺で融雪したいとき

また小さいお子さんやペットなど飼っているご家庭は、

塩化マグネシウムがおすすめかもしれませんね

 

「塩害」の影響が知られるようになってから、

塩化マグネシウムの利用が実際に増えています

 

ただ、融雪剤としての塩化ナトリウムや、

塩化マグネシウムは食用ではありません

 

塩化ナトリウムや塩化マグネシウムも、

塩化カルシウムと同様に

散布する際に直接皮膚に付着しないように保護しておく必要があります

 

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融雪剤の効果的な使い方とは

雪が積もる前に撒く

融雪剤を効果的に使うには、散布するタイミングや散布する量が大事です。

散布しておくか、どのくらいの量を散布するかで効果が変わってきます。

 

雪が降る前や積もる前に散布しておくと最も効果があります

 

融雪剤を散布してもすぐに溶けるものではありません

 

あらかじめ散布しておくことで、じわじわと効果が出てくるものです。

雪が降る前や積もる前に融雪剤を散布しておくて良いですね。

 

除雪作業後に溶け残った雪に散布する

 

雪が止んだり除雪した後に残った雪に散布するのも効果があります。

少し溶けだしていたり、路面が濡れているとさらに効果は高くなります。

 

特に塩化カルシウムは発熱効果があり、水に溶けやすいためです

 

適切な量を撒く

1坪200グラム程度の融雪剤を散布しておくのが目安です。

 

散布する量は多ければ多いほど良いと思いがちですが、

融雪剤は即効性のあるものではありません

 

積雪が多いときは300グラムほど散布するなど、

雪の量によって、使用する融雪剤の量も変わってきます。

 

融雪剤に使用の目安が必ず記載されています

適正な量で出来るだけ広範囲に撒いておくと効果が高くなりますよ。

 

融雪剤についての関連記事はこちらです

➡融雪剤の効果時間を知っていますか?

➡雪を素早く溶かす方法とは

 

「塩害」についての注意と融雪剤のまとめ

アイスバーン化した時の融雪

こんな日当たりの悪い場所でアイスバーン化してしまうと、

本当に厄介ですよね

 

ツルツル滑ったり、歩行や車の運転も危険ですね。

また、いつまでも溶けない場合もあったりもしますね。

 

雪の日の車に関連した記事です

➡雪の日にワイパーを上げるのは意味があるかないか

➡スタッドレスタイヤの交換時期や寿命について

 

自分の家のまわりでは、特に溶けない雪には水を軽くかけておいて

そのあとに融雪剤を撒いています。

 

筆者は塩化カルシウムを使用していますが、

じわじわと効果が出てきます。

 

塩化カルシウムは、水に溶けやすく発熱の効果があるので、

アイスバーン化した雪には適しているようですね

 

筆者のおすすめの融雪剤はこちらです

「塩害」の影響が少ないのがおすすめの理由です

 

「塩害」への注意

一般に売られている融雪剤には、

少なからず「塩害」の影響があるといわれています。

 

特に植物や金属に散布しないように注意して下さい

 

ここでいう「塩害」とは、

融雪剤の含まれている塩化系の成分が、

金属や植物に劣化や腐食をさせてしまうことです

 

特に植物や金属には「塩害」の影響が出やすいものです。

 

すぐに影響が出るわけではありませんが、

じわじわと劣化や腐食をすすめてしまいます

 

特に隣近所の庭や植物に影響が出ないように注意が必要です。

特に家庭菜園や畑には撒かないようにして下さい

 

使用方法についてもよく確認して利用する必要があります

 

融雪剤を選ぶときや利用するときは、

ぜひ「塩害」の影響についても考慮してみて下さい。

 

地域によっては毎年のように利用する場合もありますよね。

 

地域の未来の環境を大事にするうえでも、

「塩害」の少ない融雪剤を利用して下さい

 

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少しでも参考になれたら嬉しく思います。

ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。

 

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