静電気の防止や対策とは?発生原因と乾燥する時期の関係性とは。

    

乾燥すると多く発生してしまうのが静電気ですね。

 

ドアノブを握ろうとしてビリッと静電気を感じたことありますよね?

 

静電気は引火を引き起こす原因にもなっています。

雷は「巨大な静電気」ということは知っていましたか?

 

湿度の多い時期には静電気はほとんど感じませんが、

なぜ乾燥している時期によく感じるのでしょうか?

 

今回は静電気の防止や対策、

乾燥する時期との関係や引火した火災事故ついてもまとめていきます。

 

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静電気の発生原因と乾燥する時期の関係性


 

乾燥する時期に静電気はとても発生しやすくなります。

 

その静電気は火災や事故の原因にもなることがあります。

 

静電気の発生原因には湿度が大きく関係しています

 

 

湿度が35%以下になると静電気が発生しやすくなり、

湿度60%以上だと発生しにくいです

 

 

湿度が低く空気中の水分が少ない乾燥した時期に、

電気を通しにくいものに溜まって静電気が発生します。

 

 

洋服を着て歩いたり、

動いているだけも摩擦によって静電気は発生してしまいます。

 

 

通常の静電気はほとんど目には見えません。

目に見えるものとして雷ですね。

 

雷は「巨大な静電気」です。

 

精密機械やパソコンなどの故障に静電気が原因にもなることがあります

 

静電気を体に溜めておくと、

肩こりや免疫力の低下などの体調不良を起こす原因になるともいわれています。

 

 

次項にて静電気の引火による火災や事故についてまとめています。

 

 

セルフガソリンスタンドで静電気の引火事故

 

車の給油でよく利用されているセルフガソリンスタンドで、

静電気による火災事故が散発しています。

 

 

給油するためにドライバーが車の給油口キャップを外した瞬間に

 

車体部分の金属部分から静電気が放電されて、

給油口から帰化したガソリンに引火しました

 

 

ガソリンスタンドの従業員の早期発見と迅速な初期消火で、

幸い大事には至りませんでした。

 

原因はドライバーが給油する前に静電気の放電をしなかったため、

帰化したガソリンに引火しました。

 

 

セルフガソリンスタンドで給油するときは、

必ず静電気を放電してから給油する必要があります。

 

 

静電気除去シート」というゴム製のシートが、

セルフガソリンスタンドには設置されています。

 

このシートをタッチして静電気の放電をしてから、

給油口のキャップを外して給油しないといけません

 

 

その他にも石油タンクの爆発事故、自動車のタイヤ工場の火災など、

静電気の引火による火災事故がありました。

 

 

「巨大な静電気」雷の落雷による感電事故

 

毎年落雷による事故の発生が後を絶ちません。

落雷による感電の死亡事故の例も少なくありません。

 

 

雷の落雷は、近くて高いところに落ちる習性があります。

背の高い大きな木などによく落ちます。

 

背の高い木に雷が落ちた場合、

周囲の地面にも雷が伝って感電します

 

 

雷が近づいてきたときは、

背の高い木の周辺から離れることが重要です。

 

建物や自動車の中に避難することで落雷による感電を防ぐことができます。

 

 

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静電気を防止する対策について

 

ドアノブで発生する静電気の対策方法は、

壁や木、紙やコンクリートを先に触ることで、

ビリビリを防止することができます

 

 

壁や木、紙やコンクリートを先に触ることで静電気を放電します。

 

 

トリートメントやハンドクリーム、

保湿クリームを塗ることで、

静電気と乾燥を防ぐことができます。

 

保湿剤を利用することによって、

手肌に潤いを与えて静電気の除去をすることができます。

 

髪の毛の静電気にはトリートメントで保湿することが効果的です。

 

 

衣類の静電気には柔軟剤が効果的です。

 

柔軟剤を利用することで、

衣類の摩擦を軽減して静電気を防止することができます。

 

即効性のある「静電気防止スプレー」も事前にスプレーしておくことで、

衣類の摩擦を防ぎ静電気を防止する効果があります。

 

 

室内には加湿器で湿度を上げて、

静電気の発生を防ぎましょう。

 

加湿器を利用して湿度を上げることにより、

乾燥や静電気の発生を防止できます。

 

湿度を50~60%に保つことが効果的です。

この湿度を保てば乾燥する時期のウィルスの発生も抑えることができます。

 

 

静電気の防止や対策についてのまとめ

 

生活するうえで厄介な静電気ですが、

正しい知識を持っていれば防止や対策していくことは可能です。

 

  • 湿度を保つ
  • トリートメントや保湿剤を利用する
  • 摩擦を防止する
  • 静電気除去シートで放電してから給油する
  • 落雷は建物や自動車に避難する
  • ドアノブのビリビリは木や壁、紙やコンクリートを先に触って放電する

 

 

精密機械やパソコンにも誤作動を与えたりと、

静電気は良い影響ががありませんね。

 

また、静電気を帯びた状態が続いていると肩こりや疲労回復を妨げたり、

免疫力の低下にもつながってしまいます。

 

 

適度な湿度を保ったり、

保湿剤を利用して静電気の防止することが重要ですね。

また、静電気の引火を防止して火災や事故を未然防ぐこともとても大切です。

 

 

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少しでも参考になれたら嬉しく思います。

今回はこの辺で。ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。

 

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