ガソリン車はなくなる?将来は廃止。各国の計画や今後の課題とは?
近い将来、ガソリン車はなくなるのでしょうか?
最近はガソリン車の廃止が進んでいる傾向にあるようです。
環境問題や燃料の枯渇も話もよく耳にしますね。
将来的にはガソリン車の販売禁止を決定している国もあります。
今回はガソリン車の今後について、
各国の計画やメーカーの対応についてまとめていきます。
また、電気自動車の普及の問題についてもまとめています。
将来ガソリン車はなくなる?
最近、ガソリン車の製造中止の噂をよく耳にしますね。
どのくらい具体的に計画は進んでいるんでしょう?
実際に多くの国やメーカーも将来的な計画やプランで、
ガソリン車の縮小を発表しています。
現在操業している油田の枯渇や、
二酸化炭素の排出の問題が製造を中止していく理由になっています。
油田はあと数十年も持たないという話や、
化石燃料の使用での温暖化の話は以前から問題にされていました。
ガソリン車が環境にやさしいとはいえない時代になっています。
やむを得ない状態であることはたしかなようです。
ただ今すぐにという話ではなく、国や車メーカーごとに差もあります。
ですが、徐々に縮小されていき、
電気自動車やガソリンに代わる燃料の自動車が増えていくのはたしかです。
今後のガソリン車へ各国の計画と傾向
各国の傾向は?
ガソリン車の販売中止をすでに計画している国があります。
ノルウェーでは2025年から、
電気自動車のみの販売計画を発表しています。
インドでは2030年から、
電気自動車のみの販売計画を検討しています。
中国は北京では2020年、
中国全土は2025年までのガソリン車の販売の停止を発表しました。
フランスは2040年までに、
ガソリンやディーゼルが燃料の車の販売終了を目標にしています。
現実的に各国それぞれが、
ガソリン車に対して強い計画や目標を出しています。
また、フランスは新しい油田とガス開発や許可をとりやめて、
2022年までに発電用の石炭使用の中止を予定している動きもあります。
ヨーロッパのリーダーでもあるフランスが動いたことで、
各国に影響を与えるのは間違いないでしょう。
今後もいろいろな国が、
ガソリン車に対して計画や目標をうちだしていくと思われます。
ガソリン車の減少と廃止への傾向は進んでいることは間違いありません。
日本の今後は?
先日に日本政府は、
「2030年半ばには国内におけるガソリン車の新車販売を禁止する」、
という指標を発表しました。
あまりにも唐突すぎる発表でもあったので、
日本の国産メーカーは戸惑い、
批判すらしたメーカーもありました。
「100%ガソリンエンジンの新車のみ」という限定ではありますが、
今後は日本の各メーカーはだけでなく、
各国のメーカーも大きな変更を余儀なくしていくでしょう。
この関連記事もよく読まれています
自動車メーカーの今後のガソリン車への計画
過去のメーカーの指標
大手の自動車メーカーも今後のガソリン車に対しては、
以前から計画や目標を発表していました。
トヨタは温暖化の原因の二酸化炭素削減のために、
2050年までには、
ディーゼルとガソリンを使用する車の販売を0にする、
方針目標を発表していました。
メルセデスベンツは2022年までに、
セダンやSUVを含む10台を電気自動車にする開発研究をしています。
ボルボは2019年からは、
全車種をハイブリッドか電気自動車にするとし、
従来のガソリンエンジンのみの車は製造しないと発表しています。
トヨタの動きは今後の世界の業界や、
国内メーカーにも大きく影響を与えるのは間違いないですね。
メルセデスベンツとボルボを比較すると、
ややメーカーで対応の温度差も感じます。
日本の「2030年問題」で大きく修正へ
いずれにしてもどのメーカーも、
ガソリン車の縮小は「避けられない道」になりました。
先日の日本政府による「2030年問題」で、
今後は各メーカーが大きく指標を変えざるえなくなりました。
今までような「目標」ではなく、
「義務」として検討せざるを得なくなったからです。
電気自動車かハイブリット車か、
はたまたディーゼル車に移行していくのか、
各メーカーの今後が気になるところです。
また、メーカーだけなく、
我々ユーザーも今後の車に対して、
意識して検討せざるを得なくなりました。
電気自動車の普及と今後の課題とは?
電気自動車の課題
各国や各メーカーが電気自動車の普及を進めています。
しかしユーザー側からすると、
まだ実際に浸透していない感があるのは否めませんね。
疑問や課題がたくさんあります。
ハイブリット車こそ定着はしていますが、
電気自動車はまだ身近に感じることができていません。
「環境」という大きな問題に対して、
メーカーも人もその流れに追いついていないのが現状です。
電気自動車の充電、走行距離、
バッテリーの寿命など問題点が先行しています。
どこで充電したら良いのか、走行距離は短いのか、
バッテリーはどのくらい持つのか、など。
冬場は別でヒーターを付けるなどの話もあります。
問題点が先行して、
電気自動車の良さや利便性が伝わってきません。
イメージ的に「環境にやさしい」というぐらいしか思い浮かびません。
ユーザーに浸透していくには課題がかなり残っています。
エコカーの定着率
価格にしてもガソリン車よりまず高いこと。
誰でも手軽に乗れるような価格設定がまだされていません。
電気自動車は後々に電池交換が必要になるし、
コスト的にかなり長い間乗っていかないとお得感はありません。
充電場所についてもまだ課題が。
どこで充電できるのか?
まだよく浸透していません。
スーパーマーケットやコンビニでも充電してるのを見かけますが、
まだまだ小規模だったり、拡大されていませんね。
ユーザーに定着するには課題の解決に、
もう少し時間がかかりそうです。
これから各国や各メーカーの競争や、
開発が過熱していく様子を見守る必要がありますね。
そのうちにスマホのように、
どこでも充電できる時代は来るとは思っています。
ガソリン車はなくなる?のまとめ
今後は電気自動車の普及や、
ガソリンに代わる燃料が今後期待されています。
中国のように排気ガスの問題も深刻化している国もあります。
当たり前のように使用されているガソリンに、
ついに見直しをするべき時代になっています。
車好きな立場からみれば、正直寂しい気もしますね。
古い車にも価値や魅力は今でも残っていますからね。
「温故知新」のように、
車も古い知恵から新しものを生み出すことを今は求められています。
ものだけではなく、
ドライバーや乗り手の意識も変化しなくてはならないですね。
新しいものに対して、どうしても先に不安が先走ってしまいます。
これから生まれてくる車に期待していきたいですね。
この関連記事もよく読まれています
少しでも参考になれたら嬉しく思います。
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。
車の新しい乗り換え方があります。
関連コンテンツ
powered by Google