大間「やもめマグロ漁師」細間さん。亡き妻と愛娘2人のために。

    

大間の「やもめマグロ漁師」こと、細間正樹さん。

 

若いときはイケイケの漁師で、

マグロの釣果もあり奥さんと愛娘2人もいて、

順風満帆の生活でした。

 

でも、奥さんが急に亡くなってしまうことから、

その生活は一変してしまいます。

 

漁師という仕事以外にも家事や育児を、

懸命にこなしてきました。

 

この記事は細間正樹さん一家について、

独自にまとめています。

 

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大間の「やもめマグロ漁師」こと細間正樹さん

若い頃の細間さん

2020年では細間正樹さんは41歳です

 

マグロ漁師の特番では当時28歳から取材を受けていました

 

当時の恰幅の良い細間さんと、

綺麗な奥さんや愛娘2人に囲まれている姿がとても印象的でしたね。

 

マグロの釣果も冴えていて、

まさに順風満帆の漁師生活を送っていました。

 

ただ、そんな幸せな生活から、

一変してしまう出来事が細間さんに迫ります

 

奥さんの急すぎる他界

2013年に最愛の奥さんが急に他界されてしまいます

 

なんの前ぶれもなく、

心の準備すらできる間もないままに、

くも膜下出血による突然すぎる別れでした。

 

朝、仕事さ行って・・・、

仕事から戻ってきたら(妻が)死んで帰ってくるんだもん。」

 

本当は毎日泣いてるんだよ、奥さんの写真眺めて。」

 

細間さんは当時、涙ながらにそのように語っていました。

心労から体形も別人のように痩せてしまっていました

 

生活が一変する

奥さんの他界によって、

細間さんの生活は一変していきます

 

マグロ漁という仕事以外のほかに、

炊事や洗濯、家事と育児がメインとなっていきます

 

男手ひとつで娘2人を育てることがいかに大変なのか

 

毎朝の娘2人に朝食を作って学校まで車で送り、

自宅に戻ってからは黙々と、

掃除や洗濯をこなしている細間さんの場面がありました。

 

「細間さんの心を支えるものは?」と問われると、

子供だよね・・・。一人前にしようなんとか頑張ってるだけだよ。」

 

最後に「マグロ獲るべし! ワイ(俺)はそれしかねえんだ。」

覚悟を決めていた細間さんがとても印象的でした。

 

マグロ漁に出るのはお昼前

家事と育児がメインになっているので、

マグロ漁に出られるのはお昼前になってしまいます

 

マグロの一本釣り漁は朝の日の出の時間から、

夕方の日の入りまでと時間が限られています

 

漁師さんが特に朝早くに仕事している印象の理由は、

決められたルールが必ずあるからです。

 

ただでさえ難しいと言われているマグロの一本釣りでは、

漁ができる時間が短いと釣果も厳しいでしょう。

 

細間さんもなかなか釣果に恵まれることができませんでした

 

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細間さんの苦渋の決断

愛娘2人を預けることに

マグロの釣果が出せないと、

家計にも当然と影響が出てきてしまいますね

 

2017年に細間さんはやむを得ずに、

愛娘2人を奥さんの両親に預ける苦渋の決断を下します

 

早い話、(娘たちを)見てられない。朝の5時6時に(漁)に行くんだもの。

ひとりではやっぱり限界がある。」

 

漁師という仕事を続けていくためには、

細間さんは決断せざる得なかったのでしょう。

 

獲れば大きいったって獲らねば地獄。それがマグロ漁。」

 

という細間さんの語りを聞いていて、

それがマグロ漁師さんの現実なんだなと改めて思いましたね。

 

また、「もしゃ丸」という名前の猫を飼い始めていました。

少しでも寂しさを紛らわしてくれる存在のようですね。

 

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亡き妻と愛娘2人ために

細間さんの誕生日に愛娘2人が手料理で祝福

2019年では細間さんは、

娘2人と離れて暮らすようになって2年が過ぎていました

 

細間さんの40歳の誕生日に、

娘さん2人が手料理で祝ってあげている場面がありました。

 

 

普段魚ばかり食べている細間さんを気遣って、

肉料理やケーキなどかなり豪華な食卓になっていましたね

 

離れて暮らしているとはいえ、

やっぱり親子であるし自然とみんな笑顔になっていましたね。

 

娘さんが亡くなった奥さんの仏壇に手を合わせて、

手料理を供える場面は本当に胸が熱くなりましたね

 

長女の受験と志望動機

長女の愛華さんは高校3年生になり、

看護師を目指して受験することになりました

 

その志望動機が、

ママは具合悪いとか言ってくれなかったから。

(母の具合に)気付いて早めに病院に言ってもらったり、

心のケアをしたり色々したかった・・・。」

 

いつも側にいながら、

大好きなお母さんの異変に気付いてあげられなかった。

もし自分に医療の知識があったら・・・

 

そんな思いから看護師になることを決意されたようです。

見ていてとても心を動かされました。

 

生きるのにはお金がかかる

細間さんの船は19年前に父親から譲り受けたものです

 

ただ、いろいろと整備が必要な状態になっています

 

いざマグロが食らいついてきたときに、

マグロを失神させる電気ショッカーが作動しなかったり、

船のエンジンの調子も悪いようで・・・。

 

船のエンジンも直したいし、オーバーホールするのに200万円だ。」

 

電気ショッカーは配線が腐っていたようで、

新品に取り替えたとは言っていましたが。

でも、船の燃料代も常にかかるでしょうし。

 

また、長女の受験費用や学費も大きな負担となっていきます

 

長女の受験合格

久しぶりにマグロを釣り上げた細間さん。

86キロの大物のマグロでした。

 

ただ、1キロ当たり3000円だったようで、

諸経費を引いて収入にすると20万円ほどです。

 

そんな中でも長女の受験が見事に合格します

 

しかし実際に入学金や学費、

さらには下宿代まで重くのしかかっていきます。

手放しでは喜べない細間さんが居ました。

 

「これはもうマグロを獲るしかない。」

そんな細間さんの叫びが聞こえた感じがしましたね。

 

亡き妻の墓前で

 

長女の受験合格の報告をしに、亡き妻のお墓に親子で訪れます

 

細間さんは同時に、

マグロ獲らせてけろと拝んだべ。金かかるだもん、これから。」

亡き妻に語るように拝んでいました。

 

覚悟をしっかりと背負って再びマグロ漁に出かけます。

エサはトビウオを主に使用されていますね。

 

その日の津軽海峡は珍しく静かでした。

これから起きる死闘の前の静けさか・・・

 

嫁が獲らせてくれたんだ

マグロ喰ったぞ!

 

マグロがエサに喰いついたとき、必ず聞かれるこの言葉。

細間さんの仕掛けについに当たりが。

 

船を急加速させて針をマグロに食い込ませる。

テグスの引きからかなりの大物だと感じる細間さん

 

大間のマグロは知恵があり、

船体の下に潜り込んでテグスを船に擦りつけて切ろうとする

 

切れないように慎重にテグスを手繰りよせ、

電気ショッカー投入する。

 

失神したマグロにモリを突いた!

 

その大きさに細間さんも上げてみてビックリ。

127キロの大物のマグロで、101万円の値が付きました

 

嫁が獲らせてくれたんだ。愛華さ金かかるんだもの。」

 

海の神様や仏様って本当にいるんですね。

奥さんのおかげだと筆者も感じて本当に感動させられました

 

細間さんの笑顔が忘れられませんね。

 

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2020年の細間さん

体格が戻りつつある

激やせしていたころより、だいぶガッチリしてきた

 

なんだかホッとしました。

疲労感はさすがに表情に現れていたりもしますが、

体格も以前の勢いのある細間さんに戻りつつあったので。

 

でも、ちょっとお酒の量が増えちゃったのかな・・・?

なんて若干思ったりもしましたね。

 

覚悟をした人間は何者よりも強い

 

愛娘2人を一人前に育てる上げるために、

なにがなんでも漁師として守り抜いていく

 

その覚悟ができている細間さんを誰だって応援したくなるし、

感動さえ覚えてしまいます。

 

エンジンを修理したものの

 

以前から気になっていた船のエンジンを修理していた

 

エンジン直したべ。200万円。」

 

大金を使ってエンジンを直したものの、

今シーズンの大間のマグロ漁は時化つづき

 

どの漁師も釣果が上がらずに苦しんでいました

細間さん自身も悪戦苦闘していました。

 

愛娘たちの成長

 

細間さんの背中を見ながら愛娘2人は立派に成長していた

 

次女の心寧さんは14歳になり、誕生日にケーキを振舞っていましたね。

嬉しそうに頬張る細間さんがとても印象的でした。

 

北海道の看護学校へ入学した長女の愛華さんから、

ニット帽をプレゼントされていました。

 

これを被って、海さ出るべ。」

マグロでチャンピオン獲って!

あとは、マグロ獲るだけだな!

 

なんともいえない涙ぐましい親子の掛け合いでした

 

長女の半年ぶりの里帰り

長女が気づかされたこと

長女の愛華さんは、北海道の看護学校で下宿しながらの生活

 

細間さんにできるだけ負担をかけないように、

お弁当に下宿先の残り物をおかずにしたり、

生活費は自身初のアルバイトで賄うというしっかり屋さん。

 

この時点で筆者は涙が止まりませんでした

 

こっち来て 一番感じたのは ありがたみを知った。親の。」

親ってすごいな思った。仕事して、家事して。」

 

少し照れながらも細間さんへの想いを話す愛華さんが印象的でした。

 

長女からのおみやげ

試験休みで愛華さんが北海道から半年ぶりに里帰り

 

この日ばかりは奮発してお肉たっぷりのすき焼きを親子で囲む。

細間さん曰く、3パックくらい入れちゃったとかで。

半年ぶり味わうパパの手料理に愛華さんもとても嬉しそうでしたね。

 

すき焼きで一家団欒しているなか、

愛華さんから細間さんに渡したものがありました。

 

前期のテストの成績 あげる。」

じゃい!(驚き) 1位だ 成績が・・・。」

凄いな。がんばんねばねえべ! わいも。」

 

それは愛華さんが前期のテストで学年トップになった成績表でした

 

娘に負けてはいられない

そう強く思った細間さんが印象的でしたね。

 

マグロが居ないのなら

 

大間の本格的な冬が到来したころ、磯船に細間さんの姿が

 

なに獲ってきたんですか?

アワビ。」

 

マグロ漁は?

マグロいねえもんだもん、こういうの獲んねばね。」

(全部で)5000円か10000円だべ。」

 

今は釣れないマグロに一時的に見切りをつけて、

少しでも実入りがあるアワビ漁に切り替えていた。

愛娘を育てていく親としての当然の判断をされていました。

 

大間の漁師さん達はマグロが獲れないときには、

ブリやイカを狙ったり、コンブやアワビ漁をされています

マグロが獲れないときにどう凌いでいくか、

それもまた漁師の器量なのかもしれません

 

また時期や次のチャンスに備えて、

細間さんはまたマグロを狙いにいくんでしょうね。

細間さんの活躍をこれからも楽しみにしています。

 

ただ、くれぐれお酒は飲み過ぎないようにして下さいね

 

 

2021年のやもめ漁師は?

開始早々に2本釣り!?

昨シーズンはマグロの釣果には恵まれなかった・・・

 

大間全体でもマグロの釣果は下がりつつあった。

釣れても30キロほどの小物が多いシーズン

細間さんも苦戦を強いられていた

 

しかし、細間さんのターン直後、

開始早々に細間さんの仕掛けにマグロが喰らいつく。

 

いきなり小ぶりながらも2本のマグロを釣り上げた

 

なかなか電気ショッカーが効かない場面もあったが、

冷静に粘り強く細間さんはマグロと格闘している。

 

29キロ、30キロと小ぶりではあるが、

1日2本の久々の釣果に今年の細間さんが違ってみえた

 

しかし、大間にもコロナの影響があり、

この2本のマグロでも、

「2本で10万円ぐらいじゃねえ。」

「安すぎる。」

 

決して大手を振って喜べる状態ではなかった

 

長女 愛華さんの苦闘

思ってた 100倍くらい きつい。」

 

親元を離れて2年が経ち、

長女の愛華さんは北海道の看護専門学校へ通い、

看護師を目指している。

 

本当にこの道で良かったのかなと・・・。」

不安にはなる。」

 

愛華さんはお母さんが倒れていたときの状況を、

小さいながらも鮮明に覚えていた。

自分に医療の知識があれば・・・

 

そんな思いから看護師を目指して今に至っている。

辞めたくなるような辛いときには、

その原点を思い返し、なんとか踏ん張っていると語っていた

 

父だけでなく、長女も立派に戦っていた。

 

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次女 心寧さんの夢

重なるピンチ

ソナーが故障してしまう

 

なかなか大物のマグロの釣果に恵まれない日が続き、

マグロ漁に欠かせないソナーのモニターが突然ブラックアウトする

これでは漁を続けられない

 

ソナーなしにマグロの群れを追うのは至難業。

急な出費覚悟で修理を依頼することにした

 

無論、船の燃料も無駄にはできない

この日は仕方なく漁を切り上げざるを得なかった。

 

誕生日に次女と夕食

42歳の誕生日には次女の心寧さんが家で待っていた

 

誕生日くらい たまに贅沢するべ。」

肉が食べたいという心寧さんの要望に、

かなりの量の肉を買い込んできた、細間さん。

 

いつもは別々に暮らし生活しているだけに、

誕生日ということもあり、

二人にとっては大切な時間だった

 

下着をプレゼントされて、笑顔がこぼれる細間さん。

このかけがえない時間がいつまでも続けば良いのに

いち視聴者ながらに思った。

 

でも、もっと素晴らしいプレゼントが細間さんに用意されていたのだ

 

次女の夢とは?

私の将来の夢は 介護士になることだ。」

 

心寧さんは中学3年生になっていた。

亡き母と同じ介護士の仕事を目指していくという。

作文にその思いを綴り、発表会で読み上げていた。

 

発表会の様子を細間さんは携帯で撮影していた

同時に母への思いも綴られていた。

 

まだまだ一緒に話したいよ。」

 

倒れた当時の母への思いと心寧さんの行動に、

細間さんは耐えられず、涙があふれてきました。

 

頼りねえ親だけど、

やりたい道にはなるべく行かせようと思うしな。」

 

だからこそ マグロもあきらめねえんだ。」

 

獲れなくても出るんだ 海さ。」

 

心寧さんも涙がこぼれていましたね。

父と娘が固い決意を誓い合った素敵な場面でした。

筆者も涙が止まりませんでした・・・

 

 

「ワイを動かす燃料なんだで」

長女 愛華さんの成人式

久しぶりに細間さん一家が集まる

 

長女の愛華さんが成人式のために、

北海道から戻ってくることに。

 

でも、コロナの影響によって成人式は行われず、

晴れ着で記念撮影をしている様子が放送されていました

 

綺麗だな・・・。

 

成長していく娘たちを見て、

細間さんが思わず口にしてしまった言葉です

 

二人とも細間さんによく似ているとずっと思っていましたが、

長女の愛華さんはだんだん、

亡くなられた奥様に似てきたように思えました。

 

娘たちの成長ぶりに亡き妻の面影が見えたのかもしれません

 

「あいつらいねば 動かねえな」

自分のためでねえだで

あいつらのために海さ出てんだで。」

 

細間さんの決意は今も変わらない、

ただただ、愛娘二人のためにマグロを獲るべし

今日もひたすらマグロを追いかける。

 

 

喰った!喰った!喰った!喰ったぞ!

 

珍しく細間さんが連呼した。

細間さんの仕掛けにマグロがついに喰らいついたのだ。

久々の大物に違いない

 

しっかり針を喰い込ませ、

テグスを逆に送り込みマグロを泳がせて、

疲労させていく

 

ベテランの細間さんは無駄のない動きで、

マグロを手繰り寄せていく。

 

電気ショッカー投入で勝負あり

 

失神したマグロの糸は一気に軽くなる。

釣り上げてみれば57キロの大物だった。

 

連絡をうけた次女の心寧ちゃんも港で待っていた。

テレビ電話で長女の愛華さんに実況中継する場面も

 

 

やったぜ、細間さん!

 

今回も細間さんに海の神様は力を貸してくれた

 

今年も涙なくしては見れない感動をいただきました。

これからも活躍を楽しみにしています。

 

 

細間さん本人から連絡が

2020年末に細間正樹さん、

本人からと思われるメールをいただきました

 

内容は「応援してくれる人に感謝です。」

ありがとうございます。」

 

という感じでしたが、とても嬉しかったですよ。

こちらこそ、本当にありがとうございます。

細間さんを毎回見るたびに、勇気と感動をもらっています

 

とても素敵なご家族ですので、

もっと世の中の人に知ってもらえば、

今よりももっと応援されていくでしょうからね。

 

こんな時代だからこそ、

なにが大切なのか教えてもらった

 

今はコロナもあってか、誰も不安を募らせています。

そういうときこそ、本当に大切なものはなにか?

 

筆者は細間さん一家を見て教えてもらった気がしますね。

また、自分より全然頑張っている人達がいることもです。

 

これからも同世代として、

細間さん一家を応援していきます。

みなさんもぜひ一緒に応援していきましょう。

 

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少しでも参考になれたら嬉しく思います。

ここまでお読みくださり本当にありがとうございます。

 

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